2015年に開催された国連サミットにて提唱されたSDG’s（Sustainable Development Goals）の目指すべきゴールにも含まれる自然環境問題や温暖化対策。私たち人間は地球規模で対策を講じなければならない局面に立たされています。

また、最近では個々人が自然や環境問題に対して問題意識を持つ人も増え、自然・環境分野の学びや職業には注目が集まっています。

特に、日本ではあまり研究が進んでいない環境保護や海洋環境学の分野においては、カナダ、オーストラリアなどで盛んに行われています。また、ボランティア活動が盛んな海外ならではの環境保護ボランティアプログラムや、手つかずの自然を堪能できる北欧やニュージーランドなどの留学プログラムでは、短期滞在であっても日本では得がたい新たな経験と発見があることでしょう。

○海外の人々の環境問題や自然保護に対する意識を体感できる

○分野により日本では研究が盛んでないテーマを学ぶことができる

○知識習得型から体験型まで様々な海外留学プログラムがある

✔専門性が高い分野のため、情熱を持って取り組める方でないと続かない可能性も

✔特に学術分野では1年以上の長期プログラムが多いため時間とコストがかかる傾向に

✔環境保全ボランティアなどは基礎的な英語力に加え十分な体力も必要

学術分野

• Environmental Science（環境科学）
• Ecology（生態学）
• Natural Science（自然科学）
• Wood Science（木材科学）
• Agricultural Science（農業科学）
• Zoology (動物学)
• Natural Resource Recreation/ Tourism Management（天然資源レクリエーション/観光経営学）
• Agricultural and Food System（農業と食品システム）
• Botany（植物学）
• Wildlife Conservation（野生動物保護）
• Organic and Sustainable Agricultural Systems（オーガニック/持続的農業システム）
• Plant Biology（植物生物学）

• Earth Science（地球科学）
• Ecosystem Science（生態系科学）
• Environmental and Natural Resource Economics（環境/天然資源経済学）
• Environmental Economics（環境経済学）
• Forestry（林学）
• Geography（地理学）
• Marine Biology（海洋生物学）
• Environmental Horticulture（環境園芸学）
• Ecotourism（エコツーリズム/ 環境観光学）
• Flower Design（フラワーデザイン）　

など
※代表的な学部やプログラムの一例です。

自然・環境分野での活躍の場としては、大きく分けて７つに分類されます。「１．自然環境保全」「２．生物・環境調査」「３．野生動植物保護」「４．農業・林業」「５．普及啓蒙活動/教育」「６．アウトドア・レジャー」「７．デザインやアート」

いずれの分野においても、特定の知識や専門技術を要する職業が多いため、興味のある分野があれば、専門性を高め得意分野を作ることで、その先の道が開ける可能性があります。

学んだことをその後のキャリアに活かせるよう、学校やコース選択時には、そこでの学びがどのような職種に繋がるかをしっかりと確認すると目標が定まりやすいでしょう。

また、この分野の研究においては、日本よりも海外の方が先進的で盛んなことも多々あるため、海外での学びや経験が自身の強みとなり、活躍の場を増やすことにも繋がりやすいでしょう。

４．農業・林業

• 農家
• 林業者
• 樹木医
• 森林インストラクター

５．普及啓蒙活動・教育

• ネイチャーガイド
• インタープリター（自然解説員）
• 野外活動指導員
• キャンプ施設職員
• 自然学校職員
• 気象予報士
• 河川環境保護指導員
• 教授・教員

６．アウトドア・レジャー

• 山岳ガイド
• アウトドアガイド
• エコツアーガイド
• アウトドアメーカー社員

７．デザインやアート

• フラワーコーディネーター
• 庭師
• グリーンコーディネーター
• インテリアデザイナー

※複数の分野に属する職業については、いずれかの分野に含んでいます。

※上記は代表的な職種の一例です。

主には英語圏を中心に、海外にある様々な大学の学部の選定、出願のサポートを致します。

海外の専門学校には、数週間〜数年単位のコースがあり、目的、予算、目指すキャリアに合わせて最適なコースをご案内します。

海外で学んだことを実践する場として、海外インターンシップは絶好の機会です。様々な留学プランとの組み合わせも可能。

学部留学とは、海外大学の授業を単発で受講することのできる、主には日本の大学生向けのプログラムです。