海外×IT分野|将来のキャリアや興味のある分野から考える留学

Computer Science / Engineering

昨今、IT人材における働き手の需要の増加が、日本はもとより世界中で叫ばれています。

実際に日本では、2030年までにIT人材が約79万人不足すると言われており、(参照:経済産業省調べ
2022年度のIT業界の転職求人倍率は5.5倍となっています。(DODA調べ
これは1人当たりにつき5つ以上の求人があることを意味していますので、今でも既に人手が足りていないことが分かります。

この現状は海外でもおおよそ同じと言われています。

海外にある多くの大学や専門学校は、ITに関連する学部や専門技術習得を目的とした短期コースを続々と開設しているため、基礎知識がない学生や社会人から、既に基礎知識を持った方向けの専門コースまで、幅広いレベルや内容でのコースが提供されています。

 

国によっては、コース修了後に有給でのインターンシップが認められる、または就労に繋げられるコースも存在します。

特にIT業界では、英語でのコミュニケーション力が求められる場面も増えていることから、海外でITを学ぶことは、「ITスキル×英語力」の両方を同時に身につけることができる、非常に効率的な勉強手段と言えるでしょう。

留学後のキャリアを日本に限らず海外まで広げられるチャンスがあることも、海外でITを学ぶ魅力の一つと言えます。

 

海外でIT分野を学ぶメリットと留意点

○メリット

専門スキルと英語力の両方を同時に習得することができる!

○日本に限らず世界的にもIT人材の需要が高い

○高い年収を見込める可能性がある

○英語力を身につけることで場所を選ばない働き方が実現できる可能性がある

✔留意点

✔専門コースに入学するために必要な英語の基礎勉強が必須

数週間で修了するコースは少ないため、数ヶ月〜数年単位の留学計画を立てる必要がある

✔日本でプログラミング言語などの基礎スキルを身に付けた方が良いコースもある

海外 × IT分野

IT分野で学べること

  • Computer Science (コンピューターサイエンス・情報科学)
  • Information Technology(IT/情報技術)
  • System Development(システム開発)
  • Embedded Computer System (組込みコンピューターシステム)
  • Computer Architecture(コンピューター建築)
  • Computer Game Design(コンピューターゲームデザイン)
  • Gaming and Graphics(ゲーム&グラフィック)
  • Web & Mobile App Development(ウェブ・アプリ開発)
  • Networking and Cyber Security(ネットワーキングセキュリティー)
  • Cyber Security(サイバーセキュリティ)
  • Data Analytics(データ分析)
  • Date Science(データサイエンス)
  • Software Engineering (ソフトウェア・エンジニアリング/工学)
  • System Engineering (システムエンジニアリング/ 工学)
  • Computer Engineering(コンピューターエンジニアリング/ 工学)

など

海外 × IT分野

今後注目のビジネス×IT分野

  • Project Management (プロジェクトマネジメント)
  • Big Data Business Analytics(ビックデータビジネス分析)
  • Business Analytics and Information Systems(ビジネス分析と情報システム)
  • Information Technology Management(ITマネジメント)
  • Data Analytics(データ分析)
  • Date Science(データサイエンス)

IT分野に関連する職業

今や私たちの生活や経済の成長には欠かせない存在となっているIT系人材。

技術進歩のスピードが早いため、常に知識や技術のアップデートが必要となりますが、今後ますます需要が高まる職種の一つです。

 

一言でIT分野といっても、様々な分野があり、専門性が高い職種もあるため、学びたいコースを選択する際には、将来的に活躍したいフィールドや職種を選定してから、必要な知識を絞り込むと効率的でしょう。

以下はIT分野に関連する職種の大枠を表しています。

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開発職

プログラマーなど、システムの開発に携わる職種です。主には、WEBサイトを作成したり、アプリやゲームを実際に作る技術者側の人材を指します。一般的に想像するIT業界のイメージといえばこの職種をイメージされる方が多いかもしれません。

 職種の一例:

  • ・システムエンジニア
  • ・プログラマー
  • ・インフラエンジニア(データベースエンジニアやサーバーエンジニア、ネットワークエンジニアなど、システムの基盤を扱うエンジニアの総称)
  • ・Webデザイナー  など

開発職の中にある様々な職種

開発エンジニア

  • システムエンジニア: 顧客の要望をヒアリングし、ニーズに応じたシステム開発を行うための仕様書を作成。人員、工数、予算などを含め、システム設計の計画を立てる仕事。
  • プログラマー: システムエンジニアが作成した設計書をもとにプログラミング言語を用いて最適なプログラムを組む仕事。
  • フロントエンドエンジニア: WEBデザイナーが設計したデザインをもとに、ブラウザに表示できるよう設計や構築を行う仕事。PHP,JavaScriptなどWebに特化したプログラミング言語が必要でWEBデザイナーが兼務することもある。
  • バックエンドエンジニア: サーバー側の処理を行う仕事。フロントエンドで入力した処理やデータベースの設計、構築、保存、データの呼び出しなどの処理を行う。
  • 組み込みエンジニア(エンベデッド): 車や家電製品などの機械に直接プログラムを組み込む仕事。

 

インフラエンジニア

システムやインターネットを使用するためのサーバーやネットワークの設計、構築、運用、保守などを手掛ける役割。様々なインフラの土台を扱う縁の下の力持ちタイプ

 

  • サーバーエンジニア: サーバーの構築、運用、保守に特化したエンジニア。OSやセキュリティーに関する知識も必要とされており、主にはメールサーバー、WEBサーバー、ファイルサーバーなどの設計、構築を行ったり、障害が発生したときの対応や保守を行う仕事。
  • ネットワークエンジニア: サーバーエンジニアによって構築されたサーバーを土台に、ネットワークを構築したり、不正なアクセスがされないように保守する仕事。ルーターやLANケーブル、スイッチなどの専用機材を扱うことも多い。
  • データベースエンジニア: インターネット上のデータを保管管理しているデータベースの取り扱いに特化したエンジニア。SQL、Oracleの知識などが必要とされる。
  • セキュリティエンジニア: 情報のセキュリティーに特化したエンジニア。サイバー攻撃やウイルス感染を防ぐための対策を行ったり、保守をする仕事。
  • クラウドエンジニア: データをクラウド上で扱うことに精通したエンジニア。クラウド、ネットワーク、サーバーに関する知識が必要。

 

その他のエンジニア

  • セールスエンジニア: エンジニアと営業の両方を担う仕事。
  • Webデザイナー: フロントエンジニアに近いがよりデザインに特化した職種。Photoshop,Illustratorの知識が求められる。
  • マークアップエンジニア: WEBサイトの文章や画像の配置を扱う仕事。HTML,CSS言語を使用することが多く、検索エンジン最適化(SEO)対策も行うことがある。フロントエンドエンジニアと連携する機会が多い為PHPやJavaの知識もあることが望ましい。
  • テストエンジニア: システムの品質を守るためのテストを行うエンジニア。
  • フィールドエンジニア: 自社のサービスを購入しているお客様を訪問し、技術的なサポートを行うエンジニア。
  • 社内SE=社内のシステムエンジニア: 社内のIT周りに関するヘルプデスク的役割を担うことが多い。

 

マネジメント職

一般的な中間管理職の他に、開発に関わる管理職が存在するのもIT業界の特徴です。建築現場に置き換えると現場監督のようなイメージです。開発プロジェクトが円滑に進むよう、人員やスケジュール、各開発メンバーのタスク管理などを行います。

 

  • プロジェクトマネジャー: 通称PMと呼ばれることが多く、アメリカなどではこのプロジェクトマネジメントに特化した専門コースや資格取得を目指すことのできるコースが人気です。

営業・コンサルティング職

顧客に自社が開発するWEBサービスやソフトウェアを紹介したり、顧客のニーズをヒアリングし、どのようなサービスを導入するべきなのかなど、企業に対してITに関するコンサルティングを行う仕事。

自分でシステム開発する場面は基本的にありませんが、ITに関する広く深い知識とわかりやすく説明するスキルが求められます。

  • 営業
  • セールスエンジニア
  • ITコンサルタント

マーケティング職

IT業界でのマーケティング職は、膨大なデータを扱うのに特化した専門家ともいえます。
近年では、IT技術の発展に伴い、顧客に関する様々なデータを瞬時に集めることができます。
収集したデータを活用して、効率的に多くの製品やサービスが売れるよう戦略を立てる仕事です。

  • Webマーケター: WEB上の顧客の行動を分析し、市場調査、広告、宣伝についての戦略を立てる仕事
  • データアナリスト: 収集した情報を分析し、仮説を立て、解決策を提案する仕事
  • データサイエンティスト: 収集データから必要な情報を抽出し、分析する仕事

など

海外でホスピタリティ・ツーリズムを学ぶ手段

海外 × IT分野

大学・大学院進学

主には英語圏を中心に、海外にある様々な大学の学部の選定、出願のサポートを致します。

海外 × IT分野

専門学校

海外の専門学校には、数週間〜数年単位のコースがあり、目的、予算、目指すキャリアに合わせて最適なコースをご案内します。

海外 × IT分野

海外インターンシップ

海外で学んだことを実践する場として、海外インターンシップは絶好の機会です。様々な留学プランとの組み合わせも可能。

海外 × IT分野

学部留学

学部留学とは、海外大学の授業を単発で受講することのできる、主には日本の大学生向けのプログラムです。

お問い合わせ・留学カウンセリングのご案内

YOHAKUでは、興味関心のある分野や将来目指したい職業を一緒に考えながら、
留学を取り入れたキャリアのプランニング
を行います。

学びたいことや将来やりたいことが決まっている方は、
それらを実現するにふさわしい海外の学校や学部、コースをご案内致します。

学びたいことが定まっていない、将来やりたいことが分からないという方は、
自分自身のこと」や「将来の姿」を一緒に整理しながら、どのような分野に進みたいかを定めていきます。

皆さまの進路・キャリアが納得したものになるよう、お役に立てれば嬉しく思います。

【メール相談・WEBカウンセリング・来社カウンセリング】のいずれも承っております。
全国どこからでもお気軽にお問い合わせくださいませ。小さなご質問にも丁寧にお答え致します。

キャリア・進路相談のご案内

ご自身の進路やキャリアについて気軽に相談して頂くことのできる留学を前提としない相談の場
(「高校生のための進路相談」や「大学生や社会人のためのキャリア相談」(一部有料))も設けております。

・海外留学や海外で働くことに憧れはあるけれど、自分のやりたいことは本当に留学で叶えられるのか・・・
・国内で進学や転職をしたほうが良いのか・・・
など、
留学とキャリアの両面からアドバイスをさせて頂きます。こちらも併せてご利用ください。
キャリアカウンセリングは、来社、Web相談のいずれも受け付けています。
全国どちらからでもお受け頂くことができます。お気軽にご相談ください。

海外 × IT分野

高校生の方へ

海外に視野を広げると、高校卒業後の選択肢は大きく広がります。自分に合った進路を探してみましょう。

海外 × IT分野

大学生の方へ

大学生向けの留学では、学部留学、インターンシップ、専門留学など幅広いプランをご用意しております。

海外 × IT分野

社会人の方へ

ご経験とご希望に応じて、スキルアップ留学や海外就労を目指す留学など幅広いプランからご提案致します。

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