2022.08.01
英語試験 IELTS（アイエルツ）の解説とオススメ勉強法
皆さん、こんにちは。
８月に入り酷暑が続いていますね☀
いくつかの地域では日中の外出注意が警告されているようです。
サウジアラビアやアラブ首長国連邦（UEA）、カタールなどの中東諸国では、
日中の気温が５０度を超えるとのこと、
正午から４時までの屋外労働が禁止されてしまったようです。
この地球の暑さ、どこまでいくのか・・・
水分補給をしっかりとし、夏バテしないように気をつけましょうね。
今回は、ここ数年で日本での知名度も増している英語試験IELTS（アイエルツ）について、概要とオススメ勉強法を解説します。
IELTSは、１９８９年にイギリスで誕生した最も歴史のある英語の４技能を測る英語能力テストです。
海外の大学進学や海外留学を希望する方には、自身の英語能力を証明するためにTOEFLに並びよく活用される試験であり、最近では日本の大学入試でも認められるようになりました。
■IELTSの特徴と最近の傾向■
・年間３５０万人が受験
・イギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなど世界１４０カ国の１万以上の教育機関が入試や実力テストとして認めている
・日本の大学入試で導入されている
・ペーパー受験とコンピューター受験の２つのタイプから選択可能
■IELTS３つの試験種類■
・IELTS（General) → 英語圏への移住や就労ビザ申請に使われることが多い
・IELTS（Academic） → 国内外の大学進学や留学の入試に必要とされる
・IELTS（UKVI) → イギリスの留学時に求められる種類の試験（テスト内容はAcademicと同様だが、セキュリティー面が異なる）※イギリスへ留学する方は試験の種類にお気をつけください。
★海外大学進学や留学時に必要とされるIELTSの種類はAcademicです。
■IELTS Academicの試験概要■
Listening： ３０分 全４０問 （４つのセクションで構成）
Reading： ６０分 全４０問 （３つのセクション 文章は2150〜2750語）
Writing： 60分 2問 （150語と250語のエッセーを作成）
Speaking： 11〜14分 （面接官と1対1の対面式）
合計3時間
通常は朝8時集合
午前中： Writing、Reading、Listeningテストを実施
午後（1〜18時の間）： Speakingテスト実施
📖ペーパー式テストの特徴
問題用紙に河川やメモを書き込むことができる！
PCのタイピングよりも手書きの方が得意な方にオススメ
💻コンピューター式テストの特徴
テスト結果が早く届く
タイピングが得意な方はオススメ
ヘッドフォンで集中できる
■受験方法■
日本で試験を実施している団体は、
・IDP Education
・ブリティッシュ・カウンシル
・日本英語検定協会
など
上記より希望の日程と試験種類を確認し、オンラインで申し込みが可能！
★IELTS Academicの試験対策ワンポイントアドバイス★
Speakingテスト
☀流暢さ、語彙力、発音、文法の4つをそれぞれ均等に審査する
☀試験官から質問を受けたら、回答＋αで回答をしよう！
☀沈黙はNG! Well…, Let me think… などと考えていることを言葉で伝えよう。
☀試験官に質問をしてもOK！自分が理解している事が合っているかを確かめてもよい
Writingテスト
☀Writingではタスク１とタスク２の２つのトピックスが出題される。
☀タスク２はタスク１の２倍の配点に。時間配分に注意しよう！
☀テンプレの引用はNG！自分の英語レベルに合わせて書こう。
☀エッセイは書く→添削→リライトを繰り返さなければ上達は難しい
Listeningテスト
☀様々なアクセントの英語が流れる
☀問題文は一度切り、聞き取れなかったら諦める
☀初級者はPart1と２に全神経を集中！
Readingテスト
☀テーマは生物、環境、教育、歴史、芸術など多岐にわたる。普段から一般教養を意識的に身に付けよう。
☀日本の大学入試用の単語はIELTSにも頻発
☀長文を読む体力と時間内に読む訓練をしよう（１パッセージあたり２０分目安）
模擬試験を受けてみよう！
本番の公式テストは1回2万5千円ほどとなり、受験する回数によっては負担が大きくなることも。
公式テストを受験する前に、IELTS試験提供会社が公式に提供する模擬テストを受験してみるのもよいでしょう。
✔本番同様の長さでご自宅のPCから受験が可能
✔結果が5営業日後
✔受験料約5000円
✔オンライン申込可能
IDPプログレスチェックテスト
https://ieltsjp.com/japan/prepare/paid-practice-materials/ielts-progress-check
★オススメ参考書と勉強サイト★
リスニングにおすすめ→BBC 6minutes English（無料）
https://www.bbc.co.uk/learningenglish/oromo/features/6-minute-english
初心者向け
IELTS参考書（４技能対策＋模擬試験２回分）
https://www.amazon.co.jp/IDP-Education-IELTS%E5%85%AC%E8%AA%8D%E5%95%8F%E9%A1%8C%E9%9B%86/dp/4342002191
上級者向け
Cambridge IELTS Academic 14（模擬試験４回分）
https://www.amazon.co.jp/IELTS-Academic-Students-Answers-Audio/dp/110868131X
Cambridge IELTS Academic 14
★海外で留学する際に必要となるIELTS Academicスコア★
| 留学先 | IELTSの目安 | 英検換算 | TOEFL換算 |
| 海外大学進学 | 6.0以上 | 準1級以上 | 80以上 |
| 海外専門学校 | 5.0〜6.0 | 2級以上 | 60〜70程度 |
| ビジネス英語コース | 4.0〜5.5 | 準2級 | 40〜60程度 |
※上記入学基準は目安となります。
実際の学校やコースにより求めるIELTSのスコアは異なります。
海外の大学や専門留学、学部留学を目指す方は、できる限り事前に英語力を身に付けておいた方がよいですが、
まずは英語のスキルアップからしっかりと学びたいという方には、海外の語学学校で英語力を身に着けてから大学や専門学校に入学できるよう、語学コースを組み合わせることも可能です。
YOHAKUでは、まずは学びたい内容やご希望をお伺いし、ご自身の学びたいことや英語力に合わせた留学のプランニングを行っています。
海外の「大学進学」や「専門留学」「ボランティアやインターンシップ」「大学生の学部留学」など様々な留学プランを扱っております。
将来の「こうなりたい！」という希望から一緒に留学プランを立てていきますので、ご興味のある方は是非ご相談くださいね。
IELTS試験を検討している方は参考にして頂けると幸いです。
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