【アイルランド現地レポート第1弾】留学へ踏み切った経緯〜学部受講の様子 編 |コラム|YOHAKU

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【アイルランド現地レポート第1弾】留学へ踏み切った経緯〜学部受講の様子 編


こんにちは。
6月に入り、夏らしい日差しが降り注ぐ日が続きますね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

世界のコロナ感染状況もようやく落ち着きはじめ、
春頃から海外渡航を希望する方も増えはじめています。

国により渡航制限の有無やその内容は異なりますが、
半年前よりも随分と緩和されてきています(^^)

今年の夏は渡航者も増え、熱い夏になりそうです☀

本日は今年1月から留学をスタートしたYuikaさんから
アイルランド留学中の現地レポート(第1弾)をお送りいただきました!

Yuikaさんは、日本の大学4年生から1年間休学をし、
「アイルランド」にある「グリフィス大学学部留学」をしています。

海外へ行くのは旅行を含め初めて。

慣れ親しんだ地元を離れ「外の世界を見てみたい!」という思いから、
敢えて厳しい環境に身を置くことのできる「学部留学」を選択。

留学を決断するまで、そして留学先の決定から留学中の様子まで、
様々な不安を抱きながらも挑戦の道を選び続けているYuikaさんの
素直な心境がビシビシと伝わってくる現地レポートを是非ご覧ください。

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🎤 レポーター:中村 祐衣香さん(2022年6月時点留学中)

■大学4年休学中(人間文化学部)

■留学国: アイルランド

■留学プログラム: 大学学部留学

■留学先学校名: Griffith College

■留学期間: 2022年1月〜(1年弱)

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〜はじめに 留学を志した経緯など〜

■留学に行こうと思ったきっかけ

「外の世界を見てみたい。」

ありきたりですが、はじまりはここです。

地元以外の場所で生活したことがなかった私は、
見たことのない世界に対する強い好奇心を抱いていました。

また、特に多様性に関しては、自分が海外で何を感じるのかという事に興味がありました。
私は日本の義務教育で、人種や宗教、性別、貧富、習慣の違いについて教育を受けてきたので、
ある程度理解があるつもりでいました。

しかし、実際に違いに直面したときに、
私はその人たちと自然に接することが出来るかどうかと言われれば、
自信がありませんでした。

私はここで、自分が「違い」に対して無意識の壁を作っていることに気がつきました。
そこで、多民族国家に留学することで、「違い」を当たり前として捉えられるようにしたいと思いました。

何故その必要があるのか。

それは、「違い」が当たり前として考えられていない為に、
誰かが生きづらさを感じているからです。

だからこそ、わざわざ留学してまで自分の価値観を変えることに価値があると考えています。

活きる英語を身につけたいという理由ももちろんあります。

その為に2つのステップを踏みます。
まず、これまでは日本で英語「を」学習していましたが、
海外では英語「で」自分の興味のある分野の勉強に挑戦してみようと考えました。

次に、英語環境で働くことにチャレンジします。
お金を頂いて仕事をするためには、
滞りないコミュニケーションが必要不可欠なので、
私の英語を「活きる」ものにする為には絶好の環境です。

また、世界の人々が何を娯楽として生きているのかという事にも個人的に興味がありました。
例えば人気のテレビ番組や音楽、休日の過ごし方等。

私は将来、エンターテインメントに関わる仕事に就きたいと考えています。
どんなアイデアも、オリジナルとはいえ、
その人の過去の経験に基づいています。

だから今、世界中の「人々をワクワクさせるもの」に沢山触れて、
将来魅力あるコンテンツ創りをしたいです。

 

■この留学先(Griffith大学での学部留学)を選んだ理由

留学の計画を立てる際、私には5つの条件がありました。

大前提として、予算内であること。
2つ目は、日本人が少ないこと。
3つ目は、多民族国家であること。
4つ目は、mediaの勉強が出来ること。
5つ目は働けること。

こんなワガママな願いを持っていたので、
学校選びは本当に苦戦しました。半ば諦めていた頃、
YOHAKUさんにご紹介頂いたのが
アイルランドの首都ダブリンにあるGriffith Collegeでした。

 

実際に来てみると、私の理想を超えた環境でした。
アイルランドの街中では、
日本人とすれ違う事はほぼありません。
つまり、必然的に英語を話す環境に身を置くことが出来ます。

そして、後にお話ししますが、
本当に多様性のある環境で生活を送れます。
授業も、大変だけれど実りあるものでした。

私はメディアの勉強がしたかったので、
メディア学部のあるGriffith Collegeを選択しました。
メディアと一口に言っても、photography, journalism, film and tv production, animation, web design等、
細かい分野に分けられており、
自分にとって最適な選択が出来ました。

働くことに関しても、ビザを取得すれば留学生もアルバイトが出来ます。
(日本人が一番職を得やすいのは、Japanese restaurantかなと思います。
また、日本人コミュニティーの求人や、店先の求人ポスターから職を得る人も多いです。
職を探すとき、CVという英語の履歴書を書くのがマストです。)

 

〜留学先のアイルランド Griffith Collegeにて〜

■アイルランドの大学で勉強中の科目とその様子

 現在は、mediaの勉強をしています。
私は1学期で5つの授業を選択しました。
日本と比べると授業数が少なく感じますが、
一つの授業にかける労力が大きいので、忙しく過ごしました。
ここからは、5つの授業を簡単にご紹介します。

 

  1. TV Studio Principles

これはライブのテレビ番組を制作する授業です。
学期の序盤にテレビ番組のコンペをし、
選ばれた番組を、3か月かけて実際に製作していきます。

私は日本のバラエティー要素を含めたゲームショーを企画したのですが、
運よく私のアイデアが採用されました。
私は番組プロデューサーを務めましたが、これが本当に大変でした。

というのも、私はチームを引っ張っていく立場であるにも関わらず、
専門知識がなく、英語も上手く話せませんでした。

他の学生は、メディア学部の2年生で、すでに専門スキルを身に着けていました。

その差を埋めるべく、先生から機械の説明書を借りて読んだり、
次回の授業資料を先に送ってもらうようにお願いしたりと必死にもがいていました。

一旦プロジェクトが始動すると、頻繁に授業外でミーティングをしていたので、
コミュニケーション力が鍛えられました。
また、チームメンバーとの仲も深まりました。
最後の番組の収録日には、やり切ったという気持ちで自然と涙が溢れました。

  1. Writing for Media

これは、実際に自分でインタビューに行き、記事を書く授業です。
私は、ダブリンの音楽シーンに関する記事を書きました。
情報を集める為に、ダブリンのミュージシャンやDJさんに取材をしました。
実際の音楽イベントにも足を運んだことで、素敵な出会いが沢山ありました。


  ↑ 取材させていただいたDJさんのイベントにて

  1. VFX for Film and Television

これは、Adobe after effectというアプリを使って、
テレビや映画に使うビジュアルエフェクトを学ぶ授業です。
コンピューター室で、実践的に学びました。
複雑なアプリを英語で使いこなすのは大変でしたが、
回を重ねるごとに自分の表現の幅が広がっていくのが面白かったです。

上:先生のお手本を見ています。 
下:課題で、お弁当のアニメーションを作りました。

  1. History of Art and photography

これは、講義中心で写真やアートの歴史を学ぶ授業です。
毎回面白い話が聞けました。
この授業で印象的だった課題は、展覧会のレビューの作成です。

自分で好きな展覧会を選択し、実際に足を運び、分析しました。
その展覧会の作品のうち、一枚の写真を2日間じっくり見続けました。
ここまでアート作品に向き合ったことがなかったのですが、
段々と当時の社会の様子や、作品に込められた思いが見えてきて面白かったです。


↑ 実際に訪れた、National Photography Collection

5.Media Studies

これは、メディアの教養を幅広く学ぶ授業です。
毎週映画を1本ずつ見て、映画の歴史を学びました。
また、現代のソーシャルメディア、マスメディアについて議論したり、
グループワークでメディアのデータ分析も行いました。

この授業では、2500~3500words程のレポートを3回かいたので、
英語のエッセイに対する体制も鍛えられました(笑)。

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★第2弾はこちらから→【アイルランド現地レポート第2弾

★このプログラムについてのご紹介はこちらから↓
【学部留学】国籍豊かな環境で好きな科目を受講 – Griffith College

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〜カウンセラーからのMessage〜
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