アイルランド留学視察レポート｜コラム

2024.12.04

海外留学

アイルランド　スタッフ視察レポート

海外視察レポート、3カ国目はアイルランドです。
アイルランドでは首都であるダブリンを中心にいくつかの語学学校や大学を訪問させて頂きました。

昔からお世話になっている学校の校長先生にもご挨拶ができたり、現在YOHAKUを利用して留学をされている生徒さんにも会ったりと、短い滞在ではありましたが、中身の濃い時間となりました(^^)；

このレーポートでは、このような点を簡単にまとめさせて頂きます。

アイルランドの魅力と街の様子やお仕事事情など
訪問した学校の一部紹介
アイルランド留学でできること
留学先としてアイルランドを選ぶメリット

〜エメラルドの島　アイルランド〜

アイルランドはヨーロッパの北西部、大西洋に浮かぶ島国です。
イギリスからは飛行機で1時間の距離、西側に位置しています。日本からは飛行機で約12〜14時間程度で到着します。
（日本からはイギリスやドイツ、ドバイなどを経由する便が多いです）

アイルランドは「エメラルドの島」とも呼ばれる、美しい自然と豊かな文化に恵まれた国。
テーマカラーはグリーン。国旗の色にもありますが、街の至るところで緑や自然を感じられます。

英語が公用語でありながらバスや電車にはゲール語も表記されており、ケルト文化が融合する、どこか神秘的な雰囲気をも感じさせる町並みです。
また、フレンドリーで親しみやすい国民性も大きな魅力の一つ。
首都はダブリンで、学校が多いのはダブリン、ゴールウェイ、コークの3都市です。

ダブリンは首都でありながら東京の10分の1ほどの人口。
大きすぎず、コンパクトすぎない街は留学生が生活に馴染むにはちょうど良いと規模感といえます。

街のあちこちに歴史ある教会が点在しています

市内にはトラムとバスが走っています

アイルランド留学をしたお客様からお勧め頂いたカフェ
ピアノの生演奏とこの天井の装飾に圧倒！

〜平均年齢は38歳　若者が集う活気ある国〜

ある学校の方が言っていましたが、アイルランドの平均年齢はその他ヨーロッパ諸国よりも比較的若く、年々経済活動も活発になってきているようです。

経済状況と治安の良さに魅力を感じた他国の人々（特にドイツやイタリアなど、ヨーロッパ諸国の人々）が移住するケースも増えているとか。
実際に調べてみるとアイルランドの平均年齢は約38歳（2023年時点）。
日本の平均年齢は49歳（2023年時点）と比較すると、子供や若年労働者が多く、若者が活躍できる活気ある国とも言えます。
特に近年ではIT産業が発展しており、GoogleやFacebookなどのグローバル企業も進出し、若い世代が都市部に集まる傾向にあるようです。

アイルランドは半年以上の留学もしくはワーキングホリデービザ取得者は、現地での就労ができます。
就労の権利を得た留学生にとっては、お仕事を探しやすい環境です。

実際に、いくつかの学校の方にも留学生の仕事探し事情について聞きましたが、日常的なコミュニケーションが取れる英語力が身に付いていれば、働き先が見つからない人はごく稀であるとのこと。

学校に通いながら飲食店やショップでアルバイトをする方
学校卒業後に一般企業でインターンシップをする方
大学卒業後に就職する方など

様々な手段で働く機会を獲得しているとのことです。

一定のスキルや経験があれば、比較的仕事を探しやすい環境というのも留学生にとっては魅力の一つですよね。

〜訪問学校その１： Griffith College〜

ダブリンにある私立大学。
ビジネスやホスピタリティ、メディアなど様々が学部を開講していますが、人気の学部はメディア系。映画製作やデジタルデザインやファッション系には定評があります。
市内中心部まではバスで15分程度とアクセスがよく、キャンパス内には語学学校も併設されているため、英語力に自身がない方でも英語コースから始めることができます。
敷地内にあるレジデンスも清潔感があり、毎年争奪戦になるようです。

現在、Griffith Collegeに留学中の生徒さんとお会いすることができました。
彼女は日本の大学に在籍しており休学して1年間こちらの大学で留学中です。
語学コースと大学の学部をいくつか科目受講できるプログラムに参加しています。

Griffith大学に留学中のMさん
レジデンスでは、多国籍の生徒ばかりで、当番制でそれぞれの国のお料理を作ったり、一緒に買い出しに行ったりと、私生活でも海外の大学生生活を満喫されているようです(^^)

キャンパス内には広い芝生広場があり学生の憩いの場となっています

キャンパス内のカフェテリア

カフェテリアのランチメニュー

サラダ、サンドウィッチ、お肉料理と様々

キャンパス敷地内にあるレジデンス　Mさんの通学時間は1分とのこと

キャンパスを案内してくれたInternational OfficeのSallyさん

→Griffith Collegeについての詳細はこちら

〜訪問学校その２： Emerald Cultural Institute〜

ダブリンからトラムで15分程の閑静な住宅街の一角にある語学学校。
キャンパスの目の前には、緑豊かな公園が広がり、徒歩5分以内のところには地元の方が通うGYMやアイルランドの名門大学であるトリニティ・カレッジの学生寮もあり、治安の良いエリアに位置しています。
語学学校のキャンパスも広々としており、語学学校には珍しく、学生専用の中庭やカフェテリアがあり、アンティークな雰囲気の漂う落ち着いた環境です。

コース内容もユニークなものがあり、一般英語コースをはじめ、ビジネス英語コース、インターンシップが付けられるコースなど実践的な英語を習得するための様々な工夫がなされています。

このような方にお勧めです↓

・あまり都会ではない環境で（でも不便すぎない所で）勉強に専念したい方

・ビジネス英語や企業インターンシップに挑戦してみたい方

・治安の良いエリアを希望している方

・講師陣の質を重視したい方

学生ラウンジ

ドアノブのデザインが学校のエンブレム（芸が細かい！）

学校の目の前にある公園

光が差し込むカフェテリアと中庭

毎日何かしらのアクティビティを開催

右が校長先生のMauroさん、左が日本人スタッフのAzusaさん

〜訪問学校その３： EC〜

ダブリン市内からトラムかバスで10分ほどのエリアにある語学学校。
ECはもともとマルタ共和国で家族経営で始まった学校ですが、現在ではそのフィロソフィーを受け継ぎながら、世界中に英語教育を提供している大規模学校です。
大規模と言いつつ、各キャンパスはそれほど大きな規模ではなく、ダブリン校は平均して300人程度の中規模を保っています。

また、ヨーロッパからの学生が多く、ブラジル、トルコ、フランス、スペイン、ドイツ、スペインなど様々な国籍の方が集まることも特徴の一つです。

一部のクラスは30歳以上の大人向けのクラスとなっており、社会人の方にも人気です。

2週間に一度は、放課後に無料のジョブワークショップを開催しており、仕事探しのアドバイスや英文履歴書の添削、インタビューの練習などを開催しています。

このような方にお勧めです↓

・様々な国から生徒が集まる賑やかな環境をお好みの方

・社会人向けコースで同世代と落ち着いて勉強したい方

・治安の良いエリアを希望している方

放課後や週末には学校主催のイベントを開催

学生ラウンジ（夕方でも結構多くの生徒が集まっていました）

ボードゲームやPC設備もあり

学校の目の前にはバス停が（ちなみにダブリンのバスは2階建てです）

多くの教室はガラス張りで開放的な空間

30歳以上限定の大人クラス専用ラウンジ

とっても明るく多彩な趣味を持つ校長先生　ケニーさん

〜アイルランド留学でできること〜

英語学習系（数週間〜約1年間）

語学留学
語学学習＋ビジネス英語習得

体験・働く系（〜1年間）

ワーキングホリデー
語学学習＋ボランティア
語学学習＋企業インターンシップ

専門分野・大学進学系（半年〜3年）

★意外とお勧め！2カ国留学　アイルランド＋αでもう一カ国　

期間やビザの縛りがありますが、約3ヶ月以内の留学期間の内、アイルランドを拠点として英語を学び、次にヨーロッパ諸国でもう一カ国を組み合わせて留学することが可能です。

♪　ヨーロッパは日本から少し遠いため、せっかく行くなら他の国にも滞在してみたい

♪　非英語圏（フランス、イタリア、スペイン、北欧など）にも行ってみたいけど英語の勉強もしたい

♪　少し英語力を身に着けてから、ヨーロッパ諸国を巡ってみたい

ヨーロッパ諸国はそれぞれの国毎に魅力が凝縮されており、異なる食文化と町並みを楽しむことができます！
しかし、英語を学びたいのに英語圏である国はイギリス、アイルランド、マルタ共和国と意外と少ないのが実情・・・

イギリスを拠点にするのももちろん良いですが、ロンドンは少し都会すぎたり、物価が高いから心配・・・というお声も聞きます。

質の良い学校が集まり、街もコンパクトで馴染みやすい環境であるアイルランド・ダブリンは、ちょうど良い場所です。
加えて、ダブリンからはヨーロッパ諸国にダイレクト便が多く就航しており、近隣諸国へのアクセスの良さも◎ポイント。

YOHAKUで留学に行くお客様の中でも密かに人気のヨーロッパ2カ国留学。（隠しているわけではありませんが笑）

英語の勉強と何かプラスアルファでもう一味加えてみたい方にはお勧めかもしれません。
組み合わせたい国ややりたいことがありましたら、是非ご相談ください(^^)

★アイルランドとフィンランドの2カ国留学を経験されたHさんの体験談→こちら

〜留学先としてアイルランドのお勧めポイント〜

暮らしやすさ（街の規模、交通の便、治安の良さ、高すぎない物価）
学校の質の高さ
就労の機会が多い
フレンドリーな国民性

♪個人的なお勧めポイント♪

自然をいつも側で感じられる
乳製品が美味しい（酪農が盛んなだけあります！牛乳が美味でした）
ヨーロッパ諸国へのアクセスの良さ
程よい便利さと程よい不便さ
ギネスビールとウイスキーが美味しい

ヨーロッパの中でも犯罪率が低い国の一つであること。そして、どこか助け合いの精神を感じられるほどに、フレンドリーで初対面でも気さくに話しかけてくれる国民性は、留学生にとって心強い環境と思います。

今回ご紹介した学校以外にも、ご希望を細かくヒアリングさせていただきながら、学校や留学プランをご紹介します。
アメリカやイギリス、オーストラリアなどと比較すると、まだまだ留学先として選ぶ日本人は少ないですが、敢えて日本人が少ない国にいってみるのも面白い発見があるかもしれません。
ご興味のある方は、是非お問い合わせください。

その他の視察レポート↓

★デンマーク視察レポート後編（ホームステイ＆ヒュッゲ体験）

★ヨーロッパ視察（フィンランド編）

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アイルランド スタッフ視察レポート

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