’このコラムでは、YOHAKUで留学やキャリアについてのお役立ち情報や
我々がサポートをさせて頂いた方から頂いた体験談
日々の活動内容などを共有させて頂いています。’

今回は、アイルランド留学から帰国した大学生のお二人が
会いに来てくださったお話をしたいと思います。

お写真に写っている二人（YさんとMさん）は
昨年、大学を休学しアイルランドのGriffith Collegeという大学へ学部留学をしました。

お二人は出発前からお友達だったわけではなく、
出身地も一人は関東、一人は関西、通う大学も異なる他人でした。

ある日、留学先のアイルランドからMさんが連絡をくれ、
私と同じYOHAKUさんから留学をしたYさんと偶然知り合いになりました！と。

お二人とも学部留学では、メディア系の専攻を希望していたため
同じ学部で一緒になったのかな？と思いきや、
Yさんがアイルランドで何かを出版したいから
メディアに興味がある人を募っていたのだそう。

そこに、もともとメディアに興味のあったMさんが参画し
その他、数人の多国籍メンバーで雑誌を出版することになったのだとか。

出版した雑誌は、写真の中でお二人が持っているマガジン「PLUG-IN」

この雑誌は、
’やりたいことが見つからずモヤモヤしている若者’や
’エネルギーの注ぎどころに困っている学生達’に

自分らしい生き方を見つけるヒントにしてほしいとの想いで創られたれたそう。

インタビュー相手は、
ビジネスオーナーやミュージシャン、D.J、アーティスト、飲食店オーナーなど多種多様。

留学中に出会った大人たちに、彼女たちが直談判してインタビューをさせてもらったとか。

頂いた本を全て読ませていただきましたが、
内容はもちろん、デザインや構成など至るところに拘りがあり、
熱いメッセージ性とパッションを感じる一冊でした！！

１年弱という短い留学期間で、
ゼロから仲間を集めて雑誌を出版することは
涙ぐましい努力と莫大なエネルギーがないと
成し遂げられなかったことと容易に想像できます。

加えて、学業とバイトも両立していたとのことです(^^);
どれだけエネルギーがあるんだ！！

彼女たちから一連の苦労話と留学の振り返りを聞きながら、
改めて感じたこと。

それは、

「留学には人の可能性を爆発的に広げるチカラがある」

「意志のある行動には、大きなエネルギーが纏う。それは時に周囲や本人が想像する以上のものが出る」

留学に限らず何かにチャレンジする方の姿からは同じようなエネルギーを感じます。
実際に、自分が留学をしたときや起業をしたときにも
思い返せば、よくこんなにやったな、
と普段以上のエネルギーが出ていることに気が付かされることがあったかな。

「千里の道も一歩から」といいますが、
いつもよりちょっとだけ頑張った経験が幾重にも積み重なることで
気づけば想像以上に遠くに行けていた！なんてことがあるものです。
勉強も仕事もなんでも同じですね。

雑誌づくり以外では、シェアハウス探しに苦戦したり、
バイト探しでは何十枚ものレジュメを街中のカフェに配ったり
思わぬハプニングに見舞われたりと
慣れない海外生活の中で大変だったことも沢山あったそうですが、
それらをくぐり抜けた先には、とっても逞しくなっていたお二人がいました(^^)

英語力が鍛えられたことはもちろんですが、
このように「慣れない地に身を置き、とにかくサバイバルしてみる」ことで
その経験が一生の肥しになっていると思います。

留学やキャリアをサポートする身として、
留学の可能性とキャリア支援のあり方を
改めて学ばせてもらったひと時でした。