【ニュージーランド留学現地レポート 第2弾】ホームステイとシェアハウスの様子〜留学前半を振り返って |コラム|YOHAKU

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【ニュージーランド留学現地レポート 第2弾】ホームステイとシェアハウスの様子〜留学前半を振り返って


7月からニュージーランド留学へ飛び立ったAsoさんの
「ニュージーランド留学現地レポート 第2弾」をご紹介します。

〜大学を休学し、約7ヶ月間程のプランで留学中のAsoさんは、
ニュージーランド(オークランド)での英語学習からはじまり、
ニュージーランド独自の教育理念である「ティファリキ」を学び、
その後には、現地の小学校で教育実習をするという盛りだくさんの内容で奮闘中です。〜

「ニュージーランド留学現地レポート 第1弾」では、
大学3年の時に留学を決意した経緯と
語学学校での様子をレポートして頂きました。

レポート第2弾では、ホームステイ先やご自身で探したシェアハウス(*ニュージーランドではフラットと言う)での様子
また、ここまでの4ヶ月を振り返って思うことや気づきを綴って頂きました。

Asoさんの行動力と柔軟な姿に、これから留学を考えている皆さんも
きっと勇気づけられるのではないかと思います!

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🎤 レポーター:麻生 佳雅さん(2022年11月時点留学中)

■大学4年休学中(法学部)

■留学国: ニュージーランド/オークランド

■留学プログラム: 大学学部留学

■留学先学校名: 語学研修→ティファリキ教育研修→小学校でのインターンシップ

■留学期間: 2022年7月〜(約7ヶ月間)

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〜 住まい編 〜

■ホームステイにて

 はじめにお世話になったホームステイのお宅は母子家庭で、
ちょうどIntermediate School(*日本では中学校にあたる)に
上がる年の子どもがいる家庭でした。

ホストマザーは南アフリカからの移民で、
ニュージーランドに移住してきてからのこれまでの話をよくしてくれました。
また休みの日には親戚のお家で一緒にディナーを楽しんだり、
家のそばのビーチに連れて行ってもらったりととても温かく迎え入れてくれました。

 小学校研修の際に別のお宅にてホームステイをしたのですが、
こちらはYear3(7歳)とYear5(9歳)の子どものいる4人家族の家庭でした。

イングランドからの移民でしたがギリシャに由来する苗字を持っており、
イングランドよりもギリシャとの繋がりが強い家庭でした。
また、家の目の前には有名なリゾートビーチが広がっており、
そのため家のガレージにはカヤックやサーフボードなど海でのエクササイズ用品がぎっしり詰まっていました。

この家庭は、家族3世代での時間をとても大切にしている印象を持ちました。
かなり頻繁におじいちゃんおばあちゃんが家にやってきては一緒にディナーテーブルを囲んだり、
彼らが子どもたちの送迎を担当したり、
週に一度は家族でおばあちゃんのお家に出かけて一緒に時間を過ごすなど、
おじいちゃんおばあちゃんが子どもたちの成長をすぐそばで見守り続けていました。

休みの日には、近くの教会でYear3(7歳)の子どものピアノの発表があり家族と一緒に聴きに行ったり、
ハロウィンの日には地域主催の肝試しパーティにこの家族が主催側で参加していたので、
一緒に主催側で奮闘したり(私は肝試し後にローリーなどのお菓子を渡す平和な係でしたが(笑))
とさまざまなローカルな体験ができたのも印象深いです。


↑ホームステイ中の自分の部屋(ホームステイ二件目)

■フラット(シェアハウス)にて
※ニュージーランドやオーストラリアでは、シェアハウスのことを「フラット」と言います。

シェアハウス探しは、ニュージーランドでの生活情報が載っているネットのサイトで、
さまざまに条件検索ができるので自分に合った条件の物件を比較的簡単に見つけることができます。

私は現地にてフラットを探し、一度引っ越しをしてまた別のフラットにも移り住んでいますが、
住んでいる人の国籍は本当にバラバラだというのを経験的に感じています。

はじめのフラットは立地が高級住宅街だったため、
一人あたりの家賃を平均的な価格にするため多くの住人で家賃を分割する必要があったようで、
普通の一戸建ての1階に私を含め9人で住んでいました。

国籍もドイツ、イタリア、スペイン、フランス、中国、マレーシアと非常に多岐に渡っていました。

私が一番年下であると同時にコミュニケーションももちろん全て英語なため、
さまざまな生き方を知ることができたり英語力の向上に繋がる環境ではありましたが、
キッチンが一つしかなかったり一人の時間がほぼ取れないなどの生活を送るうえでの難点も多くあったことから、
入居から一か月後の小学校研修のタイミングで完全に退去することに決めました。

現在は二件目のシェアハウスに住んでおり、チリ人などと3人での生活を送っています。

また、はじめのフラットに比べると格段に住みやすい環境だとも感じます。
もちろん住人の数が違うというのはありますが、
以前のシェアハウスよりもシティの中心から離れた閑静な場所にあるため
落ち着いて生活が送れているという点が自分に合っているのかもしれません。


↑一件目のフラットにてフラットメイトとの写真

■英語力の上達について

 この4カ月で、スピーキング力は格段に伸び、
リスニング、リーディング、ライティングのスキルはそこそこ伸びたかなというのが正直な感覚です。

渡航してきた直後は、日常英会話には正直あまり自信がありませんでした。
というのも、これまで大学受験英語やTOEIC英語の勉強といったややお堅めな英語にばかり触れてきていたので、
気の利いた言い回しやネイティブ表現などは全くと言っていいほど自分の中にはストックとしてありませんでした
(渡航前に少し勉強してはいましたが実際に使う機会もほぼ無かったので)。

ただ語学学校に通い始めた当初、一般英語コースを受講していたため、
その授業の中で日常表現やお役立ちフレーズなどをたくさんインプットし生活の中や友達との会話の中、
バイトの接客などで実際に使ってみるといったことを繰り返すうちに、
徐々に話し方の“型“のようなものが自分の中に溜まるようになり話しやすくなる感覚がありました。

あとは学校の先生の言い回しやネイティブが使った表現をメモして調べて、
その週に積極的に使うと決めた表現リストのようなものに書き留めておいたり、
授業外で友達とイディオムを教えあったりするなどしながら少しずつ表現の幅を広げていきました。

やはりポイントは、「無理しない程度で実践の中で繰り返す」かなと思います。
今ではネイティブと話す時でもかなり自信をもって話せるようにはなってきました。

 ただ、ニュージーランド独特のアクセントや発音には未だに慣れていないというのが正直なところで、
話すスピードが速い人やどもったように話す人も多く、
そういう時はニュアンスすら聞き取れないようなことも珍しくありません。

ただ、語学学校でIELTSコースを受講するようになってからは授業スピードが格段に速くなったり、
毎日英語を浴びるようにリーディングやライティングも含めて網羅的に学べているので、
実感としてスキルアップが図れていると感じています。

■ここまでを振り返って思うこと 

ここまでを振り返ると、とても4カ月とは思えないほどの環境の変化や
新たな価値観を経験することができたと感じています。

3カ月間で3度の引っ越しをし、
人生初の一人暮らしを経験し、
語学学校ではほぼ毎週のように新たな出会いと別れがあり、
さらに遠方での小学校研修やその他の教育現場視察(レポート第三段にて記載予定)などなど、
日々数えきれないほどの“新たなもの“に出会うことができています。

そしてこの間、自分自身がずっと”大切にしながら“過ごしてきたことを一つ上げるとするならば、
おそらくそれは「寛容に生きること」だと思います。

表現を少し変えるならば、この多民族文化圏において生活を送るうえで、
”大切にせざるを得なかったこと“と言った方が自分の感覚により近いかもしれません。

この4カ月、文化や生活様式の面で違いやギャップを感じることはやはり多々ありました。
毎日のようにバスが急に何本もキャンセルになったり、
図書館では平気で大人が地べたに座り込んで本を読んでいたり
(裸足でスーパーにいる人も珍しくありません)、

レンタカーで車の返却時にスタッフが全員帰ってしまっており結局次の日返却することになるなど、
日本では到底考えられないような出来事や光景をたくさん目にしてきました。

ただその度に、
「なにが日本と違うのだろう」
「この人たちやここの文化にはどのような考えや価値観が根付いているのだろうか」
と、寛容な心持ちで目の前の状況を咀嚼するように過ごしていました。

たぶんそうしながらありのままの社会を受け入れることが、
最もストレスフリーに生きる術だと無意識の内に捉えていたからだと思います。

多くのKiwiの人々はかなりおっとりしていて大雑把なところもあるので(海外共通かとは思いますが)、
日本人からすると「もう少しきちんとしてほしいかな」と感じる部分もはじめの頃はありました。

しかし「まあ彼らのそのくらいの心持ちでもいいのかもしれない」と
寛容に受け入れてみようと捉えなおせれば、
大概のことは許せてしまいますし、
自分の中に新たな指標が生まれる感覚も感じました。

↑実際のバスの時刻表。
この日は極端にバスのキャンセルが多かったが
路線によってはほぼ一本おきにキャンセル便があったりもする。
原因は深刻なドライバー不足・・・

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★Asoさんの現地レポート第3段は、ご帰国後にご紹介させて頂きます。乞うご期待ください。

★今回参加された「ティファリキ教育実習+インターンシッププログラム」についてのご紹介はこちらから↓
世界の教育者が注目するニュージーランド独自の教育「ティファリキ」を学び、体験する

★Asoさんの「現地レポート 第1弾」はこちらから↓
「ニュージーランド現地レポート 第1段(留学を決意したキッカケ〜語学学校編)」

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